全部再資源化のプロセス
<自動車リサイクル法 第31条認定>
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車
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フロン回収
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パーツ取り外し
パーツとして再利用可能なタイヤ、フェンダー、ヘッドライトなどを取り外す。
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液類回収
液量、エンジンオイルなどの液類を回収し、処理。
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非金属回収
ガラス・樹脂などの非金属類を回収し、製鐵所でリサイクル。
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解体
エンジンを取り外し、車体を反転させて足回り部品を解体する。
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非鉄回収
電装系統、モーターなどに含まれる銅やアルミニウム類を除去。「Jフック」(赤い円内でハンドルを吊っているフック)を使う。
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圧縮成型
400トン油圧プレス機で3方向から圧力をかけて車体を圧縮。
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サイコロプレス
約400kgのサイコロ状の鉄の塊が完成。
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転炉
鉄スクラップとして製鐵所の転炉で再利用。
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製品
鉄スクラップを鉄源に再利用。
東日本資源リサイクル株式会社について
Honda Cars 神奈川北がパートナーに選んだのは、使用済み自動車の受け入れから再資源化までの処理を一元化し、責任を持って行う専門の事業者「東日本資源リサイクル株式会社」です。その最大の特徴は、「素材に分ける」+「資源として使う」で徹底したリサイクルを実現していること。まず、自動車組立ての逆手順で精緻に解体して、全てのパーツを鉄・非鉄・ガラス・プラスチックなど素材ごとに分別して回収します。その後、鉄を再び鋼板に再生するのをはじめ、アルミ・ガラス・プラスチックなども再資源化することにより、95%以上のリサイクル率を達成しています。また、処理工場は環境保全にも十分配慮し、解体工程で発生する廃油・廃液・フロンなども工場内で完全回収しています。さらに、油水分離槽などの設置で管理区画外への汚染を防止する対策をとっています。
東日本資源リサイクル株式会社/千葉県富津市新富21番地1
新日本製鐵株式会社 君津製鐵所/千葉県君津市君津1番地